2020-09-28 ラ・リーガ第3節 アトレティコ、グラナダに大勝

アトレティコの2020-2021シーズンがはじまった。

今シーズン初戦は公式戦4連勝で勢いづくグラナダとホームで対戦。アトレティコの注目は、バルセロナから移籍したばかりのウルグアイ代表FWルイス・スアレス

キックオフ直後から、ハイプレスをかけつつ、縦へ縦へとボールを運ぼうとするアトレティコがガンガン攻める展開。一方のグラナダは、公式戦4連勝ではあるもののEL予選から時間が経っていなくて疲れが溜まっているのかチーム全体の動きが重い。
アトレティコのFW陣の餌食になる。

前半にジエゴ・コスタアンヘル・コレアのゴールで2点を先制。ジエゴのヘディングが野性味に溢れていて、彼らしいゴールだった。 後半開始直後にジョアン・フェリックスが軽い身のこなしから、ゴールネットに突き刺さるようなゴール。調子がよさそう。 後半途中で、ジエゴとフェリックスがマルコス・ジョレンテ、そして待ってました! ルイス・スアレスと交代。

交代直後に、マルコス・ジョレンテがゴール。あっという間にゴールを決めたので、ぼーっとしてたら見逃してしまった。今シーズンも彼は調子が良さそうだ。
その後はルイス・スアレスの時間。
「今日は絶対ゴールを決めてやる、いや、決めるのが当たり前だ」とでも言わんばかりに積極的にボールに絡む。そしてチームメートも彼にボールを集める。何回か惜しい場面があった後に、すぐにそのときはきた。ルイス・スアレスアトレティコ初ゴール。この時点で5点、アトレティコのFW陣が1点ずつゴールを決める。昨シーズンの課題だった得点力不足が嘘だったかのような展開。
最後にまたスアレスが自身のシュートでポストに当たって返ってきたボールに合わせてダメ押しの2点目。圧巻のゴラッソだった。

最終的に6-1。これ以上ないというくらい幸先の良いスタートになった。これまでの「最強の盾」にルイス・スアレスという「最高の矛」を手に入れたアトレティコがどこまでいけるか楽しみ。
ただ、シメオネの顔が後半から若干暗かったのがなんとなくひっかかるのだった。