2020-04-29 ゆっくり身体を休める

土日に疲れがうまく取れなくて倦怠感があったので、横になって、本を読んだり、映像を見たりして、身体を休めた。

ネタバレっぽいことを書くので注意してね!

攻殻機動隊 SAC_2045 があと3話くらい残っていたので、一気に見た。結局、3日くらいで全部見てしまった(頑張った日のご褒美というか、ちょっとずつ見ようと思っていたんだけど)。
面白かったんだけど、(昔のやつのほうがよかった、みたいなおじさんみたいなことはあまり言いたくないが)過去のシリーズと比べると物足りなさがあった。 過去のシリーズは、スタンドアローンエピソードはある時はヒューマンドラマや恋愛物、あるときはバチバチのアクションだったりとバラエティに富んでおり、見終わった後に得体のしれない恐怖や奇妙な満足に似た余韻を抱かせるものも多かった。コンプレックスエピソードは話が程よく難解だったり、伏線が散りばめられていて、何回見直しても新しい発見がある面白さがあった。それと比べると、今回のシリーズはCGをうまく活用したSFアクションというかんじだった。
ただ、最後のエピソードはこれまでのシリーズにあった得体のしれない恐怖を彷彿とさせるものがあったので、続編が楽しみ。

最近、音読している英語のテキスト集に「風と共に去りぬ」が入っていたので、話の内容をおさえておきたくて、NHKオンデマンドで100分de名著のを見た。この題材は講師の解説が異常に面白かった。物語、登場人物の関係の構造の可視化や、その時間的な変化を丁寧に説明しつつ、筆者の視点や執筆のプロセスにまで踏み込んでいた。カラマーゾフの兄弟も同じ感じだった気がする。