Android ChromeでPhysical Webを試した

googledevjp.blogspot.jp

を読んで、試してみることに。Physical Webってなに? iBeaconと何が違うの? という話は http://physicalweb.jp/ が詳しい。

送信側

送信側。ビーコンを飛ばすデバイスは http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/MM-BTPW1 で売ってるんだけど、けっこういいお値段するね...
今回はMacでビーコンを飛ばすことにしました。nodeの場合は eddystone-beacon モジュールを使うと以下のように手軽にビーコンを飛ばすことができます。

var EddystoneBeacon = require('eddystone-beacon');
EddystoneBeacon.advertiseUrl('http://qiita.com');

受信側

Chrome バージョン49以降で対応ということだったので、今回はChrome betaアプリを使いました。Chrome betaのプライバシー設定に「フィジカルウェブ」という項目があるので、onにします。
その他、Bluetoothをonにしたり、Chrome betaアプリの位置情報のパーミッションを付与したり、他のアプリのオーバーレイのパーミッションを削除したり、と、けっこう面倒くさかった。致し方ない部分もあるのかもしれないけど、もうちょい楽できるとよいなぁ。

うまくいくとこんなかんじの通知が出てきて、タップすると、ビーコンを飛ばしている近くのページ一覧を見ることが出来ます。

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お店にいったときに、QRコードを読みこんでお店のサイトを開いたりするけれど、QRコードの読み込みはなんだかんだ面倒くさい。送る側・受け取る側双方のPhysical Webの認知、デバイスの設置が進むのはまだまだ先なのかな、という気もしますが、その場所で必要な情報がアプリインストール不要でシュッとアクセスできるのはうれしいですね。