退社前に次の日のTODOリストを書く

最近、自分の所属する部署の性質上、複数のプロジェクトをかけもちしたり、自分が部署内を横断する仕事をしているのも重なって、タスク管理をするのが大変になってきた。

プロジェクトのかけもちによる力の分散はよくないという認識はあって、可能なかぎり「この日から数日間はこのプロジェクトだけやる」と集中できるように調整しているし、部署としてもそれを勧めているのだけど、どうしても諸々の事情で複数のプロジェクトをやらなければいけない日もある。
こうなると、会社に出社したら「今日はAプロジェクトのXをやって、BプロジェクトのYをやって…」と思い出すだけで結構な時間を取られる。
これを解決するために最近は、退社する前に次の日のTODOを紙に書くようにしている。

退社前はそれなりに疲れている一方、頭はかなり温まっているので、TODOリストはスラスラ書くことができる。次の日、出社したらメモを見て、すぐに仕事にとりかかることができるので、けっこう良いかんじだ。

毎日タスクの優先順位を見直したい・整理したい、朝は汚れていないきれいなTODOリストを眺めたい、という理由からTODOリストは毎日つくるようにしている。
当日のTODOリストは、翌日の新しいTODOリストを書くタイミングで捨てているのだけど、一週間分を蓄えておいて決まった曜日にふりかえりをやるといいな、と記事を書きながら思った。

意図していなかった効果として、(僕の悪い癖は四六時中仕事のことを考えることだったのだけど)紙に頭の中にあるものを逃すので、帰宅中・帰宅後に意識的に仕事のことを考えなくなった(無意識では考えているかもしれないが)。

こうやって文章を書いていると、自分がオペレーティング・システムのようにプロセス管理、スワップ(ページ)イン・スワップ(ページ)アウトを日常でやっている気がして、なんともおかしい気持ちになってしまった。