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kitak.blog

Kみたいなエンジニアになりたいブログ

デヴィッド・リンチ監督作品 Twin Peaks: Fire Walk With Me を見た

Diary Movie

Twin Peaks: Fire Walk With Me (邦題: ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間)を見た。

ドラマ版を見たので( ドラマ版 ツイン・ピークス を見た - kitak.blog )、次は映画版。ドラマ版の前日譚。ドラマ版のネタバレがふんだんに入っているので、ドラマ版を見る予定の人は先に見ないことをおすすめします。

全体的に、特に異世界が絡んでいる部分は意味不明。意味不明なのだけど、音・映像の演出に惹き込まれていく。特に、前半にデヴィッド・ボウイ演じるフィリップ・ジェフリーズ捜査官が出てくるミステリアスなシーンが、たった数分なのだけど凄まじかった。ガルモンボジーアってなんなんだ…

この映画、ツイン・ピークスのドラマ版を見たことがない人からすれば意味不明で、見たことがある人からすればドラマ版の謎を解決しきれていない物足りなさから、世間の評判は高くないらしい。自分は、5月から始まる続編のための布石と思って見たらなかなか楽しめた。

生きていると「X は 善/悪/良い/ダメ」といった意味付けを目にしたり、あるいは自分で意味付けをおこなっている。もちろん、意味付けを行うことは、なにかを決断・進行する上で必要なことだが、時にはその意味付けが一つしかない絶対のものだと思い込み、小さい、歪んだ枠に囚われ、思考停止に陥ることもある。 マルホランド・ドライブのときもそうだったが、デヴィッド・リンチの作品の良さは自分の先入観や思い込みと向き合えることにある。デヴィッド・リンチの映画は様々な解釈ができる曖昧なシーンが多い。
シーンをどう解釈するか、意味付けるか、それらを結合してストーリーを作り上げるかは見る側にある程度委ねられている。あらゆる出来事には「ゆらぎ」があり、その取り方・組み合わせは膨大にある。頭の中でそれらの内のひとつを選択しているに過ぎない。その事実を教えてくれる。